静心寺は、日々の喧騒から離れ、心を整える場として、
この地で多くの人々とご縁を結んできました。
歴史や建物、教えを通じて、寺の姿をご紹介します。

静心寺のあゆみ

創建 : 寛永年間(17世紀初頭)、地元豪族の寄進により開山
開山 : 龍光禅師(曹洞宗)により開かれる
背景 : 戦乱が続いた時代に、地域の人々の心の安らぎの場として建立
中興 : 明治時代の大火により焼失 → 昭和初期に再建
現在 : 地域に開かれた禅寺として、写経・坐禅・法話を通じて活動

境内のご紹介

本堂

法要・写経・坐禅の主な場。静かな畳敷き。床の間にはご本尊が祀られる。

山門

三間一戸の木造門。参道の先に控える。春は桜、秋は紅葉に包まれる。

鐘楼

除夜の鐘をつくための釣鐘。地域の子どもたちも参加可能。

書院

坐禅や法話会に用いられる。庭を望む縁側が美しい。

庭園

枯山水と苔、四季折々の草木。心を映す鏡のような場所。

手水舎・参道

手を清め、心を整えて本堂へと向かう静かな道。

住職のご挨拶

ようこそ、静心寺のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

静心寺は、〇〇の地にひっそりと佇む小さな禅寺です。
創建以来、地域の皆さまと共に歩み、日々の祈りの場、心を整える場所として親しまれてまいりました。

現代は、誰もが忙しく、情報に追われ、人とのつながりさえも希薄になりがちな時代です。
そんな中で「立ち止まり、静かに自分の心と向き合う場」が必要とされているように感じます。

仏教の教えは、特別な人のためのものではありません。
日々を生きるすべての人が、ほんの少し心を見つめなおし、静かに整えることができる──
そんな「余白」として、寺という空間があるのだと、私は考えています。

当山では、どなたでもご参加いただける写経や坐禅の会を開催しております。
仏さまの教えにふれ、日常から少し離れた時間の中で、
自分と向き合うひとときをお過ごしいただければ幸いです。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。
お会いできる日を、心より楽しみにお待ちしております。

合掌